◆1998年秋、開発者 鈴木久雄が"旭テック"で働いていた時に、
おじいさんとおばあさんがつまらなそうに 黙って散歩をされ
ていたのを見て『楽しみながら運動できたらいいのになー』と
思ったのが開発のきっかけ。
◆鈴木は野球が好きだったこともあり 日本人に好きな人が多い
野球と結びつかないかと考え、子供の頃に遊んだ『野球盤』に
連想が繋った。
◆広い所で、人が動いて、転がるボールを扱う、歩いて進塁・・・
こんな具合に具体案が浮かんできた。
◆『うまくいくと、これからの高齢化社会に役に立つレクリエーション
ゲームになるかもしれない。何とか、自分で考えてみたい!』 という
想いが湧いてきた。
◆その後、どうすれば良いのか 考えをめぐらせていた。
◆2004年9月 創業塾受講
島田商工会議所主催の創業塾に参加し ビジネスとしてのリアル野球盤を練り始めました。
当初は、屋外でプレーするレクリエーション ゲームの構想であった。
◆2005年11月 小出宗昭氏(当時 SOHOしずおか インキュベーションマネージャー)と出会う
NHK教育TVの『ビジネス未来人』を視聴。この番組でSOHOしずおかの小出氏(現 株式会社小出宗昭事務所 代表取締役)が起業支援をしていることを知り すぐに面談希望のメールを
送った。驚いたことに 次の日
小出氏から電話いただき、さっそく相談に伺った。
【相談結果】
『面白い』『いけるかもしれない』『障害者の方にも喜ばれそうですね』『応援しますよ』との うれしい言葉をいただく。
この時にリアル野球盤と名付ける:大きな1歩目となる!
◆2006年春〜用具を試作
機能を満足する用具を手作りしてみた。
当初考えていた 屋外でのプレーは、困難そうであることが判った。
◆2006年9月 初トライ
創業塾の放課後にリアル野球盤を初トライ。教師・受講者共に夢中になる!
リアル野球盤が、本当に楽しめることが確認でき 大きな2歩目!
(トライを薦めてくれた岩崎美紀講師に大感謝)
◆2006年10月 初ゲーム、以降 諸施設でトライ
近所の親睦会でリアル野球盤の初ゲームを行い、レクリエーション ゲームとして楽しめることを確認した。
以降、島田市を中心に 老人施設・障がい者施設の方にお願いして楽しんでいただけることを確認し、用具やルールの改善を進めた。
◆授産施設の収益状況を知る
障がい者施設でのトライ時に 収益が苦しいことを知り、リアル野球盤の製造を手伝っていただき 収益改善に貢献したい と考えた。
そこでご縁のあった島田作業所(現 ワークセンターコスモス)の施設長に提案し、賛同を得た。
◆2006年10月 ビジネスプランコンテストに応募
15回/150人に体験していただいた結果がよかったので、ビジネスプランとして整理し、「リアル野球盤の普及ビジネス」というテーマで応募した。当時 B-nest経営応援団の天野米次様には親身のご指導をいただいた。
◆2007年2月
ビジネスプランコンテスト最優秀賞受賞
第5回SOHOしずおかビジネスプランコンテストで最優秀賞を受賞大きな3歩目となった。
◆2008年1月 『熟年メッセージ』にて発表
静岡健康長寿財団の『熟年メッセージ』でリアル野球盤普及活動をグランシップにて発表した。
ユニーク賞を受賞。
◆2008年1月 保育園にて初トライ
保育園で初トライ→レクリエーション ゲームとして大好評であった。
2008年8月 視覚障害者施設にて 初トライ
視覚障害施設の方にトライしていただく→課題があるも、楽しんでいただけました。
◆2008年9月 用具の完成
商品としての用具の設計を完了する。
以降、使いやすく 作りやすい用具に改善を進めている。
◆2009年1月 ネットショップ オープン。
(個人事業としてスタート 屋号:「レクール舎」としました)
◆2009年3月6日 記念すべき初納品
小規模多機能型居宅介護 & グループホームの2人3脚さまへ納品しました。
◆2009年10月22日 静岡県武道館にて リアル野球盤大会実施:参加者約900名
静岡県作業所連合会"わ"中部地区ふれあいスポーツレクリエーション
◆2010年3月17~19日 健康博覧会(於 東京ビッグサイト)に出展
◆2010年9月2日 NPO リアル野球盤協会(任意団体)を発足
河守 隆、鈴木 節子 両氏と共に。
◆2011年1月24日 第11回しずおかユニバーサルデザイン大賞 優秀賞受賞
◆2011年10月4日 『ガイアの夜明け』(テレビ東京)に取上げられた。
◆2012年3月18~20日 被災地 福島県郡山市・いわき市を訪問した。
被災地支援に役立つ可能性 調査:可能性あり
◆2012年7月19日 CBCテレビ『そこが知りたい! 特捜板東リサーチ』放送され
元中日ドラゴンズの坂東英二さんがリアル野球盤を地元高齢者と・・・
◆2013年4月29~30日 再度被災地 福島県郡山市・いわき市を訪問した。
リアル野球盤技術指導と用具2セット 寄贈した。
クラウドファンディングで多くのご支援をいだき 成立した。
◆2013年6月12日 「埼玉西武ライオンズ」の地域振興活動にリアル野球盤が採用された!
◆2014年4月14日 「北海道日本ハムファイターズ」の地域貢献活動にリアル野球盤が採用され
た!
◆2015年3月18日 島田市新市誕生10周年記念事業の1つとして「リアル野球盤静岡県大会in島
田」が採用され、同年9月27日(日)24チームの参加を得て盛大に実施された。
以降 1回/年「リアル野球盤大会」開催されている。
2020・21年は コロナの影響で中止となったが、2022年は第6回を計画している。
<リアル野球盤大会の様子>
◆2018年7月28日 「NPO リアル野球盤協会」を「リアル野球盤協会」に変更した。
◆2022年2月12日 コミュニティ活動賞 「奨励賞」を受賞した。
◆2022年7月27日 スポーツ振興賞 「経済産業省 商務・サービス審議官賞」を受賞した。
◆2023年9月 1日 「令和5年度
エイジレス章」を当協会会長 鈴木が授章した。
エイジレス章:様々な分野で活躍する高齢者に内閣府が贈る章。
◆2024年9月 15日 牧の原自治会の敬老会で「おみくじ野球盤」(リアル野球盤の応用)初登場
標的の「ホームラン」等を「大吉」等に変え、1打席で今日の運勢を占う。